大学院生が学問に身を寄せながら恋と結婚を論じるブログ。じつは大学には結婚相談所があった。就職するにも結婚するにもどこか特別なカテゴライズになってしまう大学院生。私にだって結婚願望はあるし、むしろ同期の女子友がドンドン結婚していく中で孤独と焦りにコテンパンにされている毎日。そんな私が、大学の結婚相談所で垣間見た恋愛事情を書き下ろそうと思います
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結婚の判断と学歴の因果関係 大学の結婚相談所の場合…

大学の結婚相談所、相談所の職員の話や友達からの情報をたぐり寄せると、意外と、多数の利用者がいることがわかった。結構、行ってるのね? 知らなかった。まー、大っぴらに行くような場所でもないんでしょうが……。

近々、本気で利用しようと考えている大学の結婚相談所。入会するその前に、乏しい人脈をたぐり寄せて体験談を収集してみた。すると、親の学歴問題と結婚の因果関係について目をそらせない事実にふれることとなった。


1人目の体験談――
大学の先輩である彼女は、大学卒業後に就職、数年間、社会人を経験した後大学院に帰ってきた。私とそっくりなケースだ。ただし、先輩が言うには「社会人時代に恋活なり婚活なり…済ましておかないと」が反省材料であるらしい。

大学院という世界はとにかく〝狭い〟もっとも、人間関係とか人脈とかビジネスコミュニケーションとかではなく学問をしに来ているわけだから当然なのだが……。

大学院の先輩はすでに結婚に成功して、現在は憧れの既婚者だ。大学院生のような仕事も勉強のどっちつかず? のようなネガティブイメージがつきまといがちな人種でありながら、ちゃんと結婚もしたという事例は、私にとっても勇気づけられる事実に違いない。

先輩いわく、大学の結婚相談所は友人に連れて行かれたのがキッカケだったらしい。初めて参戦した婚活! が格安で、しかも大学というバックボーン付で経験できるとあらば……先輩は期待に胸を膨らまして行ったそうな……
お見合いファイル見たときはドキドキして-!と、当時を振り返りながら語ってくれた。

「友達は、良いと思った人がいたらしく、その場で入会して、気に入った人の身上書をもらって帰ってたけど、民間の婚活会社に比べたら格安でも私はボンビーな大学院生……。婚活費用、私には高くて払えないし、身上書に、親の学歴とか全部書かなくちゃいけなくって、そういうの嫌だから止めちゃった」

なるほど、民間の婚活サービスがどうなのかは知らないが、大学の結婚相談所は親の学歴も身上書に掲載するんだ。もっとも、これは運営する結婚相談所の規約次第なんだろうけれど……。
結婚は二人のものであって、同時に、家同士のライフイベント? そんな気がしてきた。大学がバックボーンだから由緒と格式は表向きにはしっかりしとかなきゃイケナイのは理解できる。軽いノリで恋活コンパ! とか婚活パーティー! とか……そういう雰囲気であれば逆にちょっとのけぞるかもしれない。
ただ、親の学歴が〝書ける学歴〟であればいいけど、ぶっちゃけた話、書きたくない人もいるのでは? そうするとこの部分は任意記入でお願いした気もする。
なぜなら、親の学歴で一次選考のふるいにかけられてしまっては、いったい誰のための結婚なのか、焦点がぶれると思うからだ。


子どもの結婚に親の学歴は必要か?
この議論は答えのない価値観の域に存する問題だろう。と思案していると、親の学歴が中卒だったことを理由に結婚相手として除外したというケースを知った。

2人目の体験談――
塾でアルバイトをしている私だが、その塾に、私が通う大学OBの女性講師がいる。その講師の息子が、大学の結婚相談所を利用したとのことだ。この場合も、身内の紹介によって婚活登録したというケースに該当する。

「息子も気に入って、私たちも良いと思った人がいたんだけどね。心が狭いって思われるかもしれないけど、どうしても相手の方のご両親が中卒だって言うのが最後まで気になって・・・。とってもすばらしいお嬢さんだったんだけど、どうしてもそこがね・・・」

なるほど……
やはり結婚は、二人の問題と平行して両家の親同士が親戚となるのだから、親は親で相手の親の属性を〝見る〟のだろう。大学OBで塾講師…人生と学問が切り離して考えられないような生き方をしている人と、中卒の学歴の人が交われない? 学歴だけで人物評価するのは学識者のする行為ではないけれど、やはりそこは…根拠とか言葉では説明できないグレーな意思が機能してしまってることは間違いないだろう。

結論、お見合いにおいては、本人の学歴とか仕事とかだけじゃなくて親の学歴とか仕事(家柄と言えばいいのだろうか)がやっぱり重要になるようだ。

塾講師の先生はおそらく60歳ぐらい。私と同じ大学出身であるとともに、出身地も同じで、息子さんと私は、同じ高校の卒業生と言うことも発覚。

先生の世代では、女性として一流と言われる大学に進学することはれっきとしたステータスと言えるだろう。あるいは、間違いなく「エリート」だろう。学歴って、「価値観」の表れとして捉えることも出来るだろうし。結婚は、本人しだいといっても、やっぱり親がつきまとう。


3人目の体験談――
これは、大学関係者が紹介制度で兄弟を入会させたケース。
「自力で見つけられなかったからさぁ。仕方なく、私の紹介で入ったのよね。結果、相手が見つかって結婚したけど。でもね、結婚相談所って、うちの兄みたいな人しかいないわよー……ぜ〜んぜん、ダメ」

大学関係者というのは、これまた私の先輩である。兄というのは、その人のお兄さん。お兄さんは理系の研究者らしい……。ちなみに、結婚相手は10人が10人とも美女だと言うぐらいの〝美女〟だ。
私はお兄さんと会ったことはないので顔は知らないが、結婚相手が美女ならさぞイケメンなんだろうなあと勝手に妄想して喜んでいるのだが……

イケメンの理系研究者! カッコいいなあ……って、マジで思う。個人的だけど、結婚相手としては最高に理想の男性だ。
私の婚活ターゲットは理系男子になりそうだ^w^



さて、大学の結婚相談所を利用する前に、大学でする婚活とはなにか? 情報収集に励んだ自分であったが、体験談は興味シンシンで聞いてしまう(笑)。
でも、意外と利用者がいることにひと安心。

なんとなく……結婚相談所に行く、とか、大学院生が婚活始める、とか……ためらいと言うか、気恥ずかしさがあるのは正直な気持ちです。

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