大学院生が学問に身を寄せながら恋と結婚を論じるブログ。じつは大学には結婚相談所があった。就職するにも結婚するにもどこか特別なカテゴライズになってしまう大学院生。私にだって結婚願望はあるし、むしろ同期の女子友がドンドン結婚していく中で孤独と焦りにコテンパンにされている毎日。そんな私が、大学の結婚相談所で垣間見た恋愛事情を書き下ろそうと思います
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韓国の初雪と私の中の強い結婚願望

独女だと思われたくないからつい、「おはしは二つください」と答えてしまうのは虚栄のなせる業だ。もし、本当は独身であるという事実を知った相手だったら「おはしは二つください」と振る舞う私に隠された……

強い結婚願望に見るに忍びない気持ちになるだろう。


スーパーやコンビニエンスストアでお総菜を買ったとき、店によってはレジで〝おはしの必要本数〟を尋ねられることがある。そのとき……一本で良いですor二本くださいによって、相手が自分を一瞬でカテゴライズする結果すら、操作したいと思うのはごう慢な女の見栄なんだろうか?

ストックがあると便利だし! と言い訳しながら、見えない誰かに向かって「ひとりで食べるわけじゃないよ!」て言ってるんだろーなーと思う。

都心では珍しい大雪だった日。こんなことを思い出した。

韓国の友だちが言うには……韓国では初雪が降ると、恋人たちは必ずデートをするそうです。それによって「運命で結ばれた二人」てことになるらしい。だから、初雪が降ると勧告では大騒ぎ。

その友だちは、韓国に彼氏をおいて留学中だ。ソウルで初雪が降ったときは彼から「初雪なのに!」と電話が入っていた。

いずれにしても、毒女で恋のきっかけにも遭遇しない今の自分は、ともかく他人の色恋沙汰とか自分の体裁を無意識で過剰に気にしているのだと思う。

さて、論文を一本つくりあげようと四苦八苦しています。同時に、教員の公募に応募しようとしているから、これまた大変。書類は前に作ったのに書き足せばいいから、まだ楽なんですけどね。

大学院生っていえば、聞こえは良いけど? 単なるプーだからなー。さすがにドクターになると、友人達から「まだ卒業しないの?」て言われてしまう。博士に卒業なんぞないんだけどね。仕事を見つけるか、結婚相手を見つけるか……できれば両方、手に入れたいんですけどね。
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